こんにちは、sallyです。今回は『スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム』についてレビューしたいと思います。
おすすめの最短鑑賞ルートもあるので、ご参考になれば。
あらすじ
前作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』にて、自身の正体を暴露されてしまったスパイダーマンことピーター・パーカー。ドクター・ストレンジに助けをもとめるものの、ストレンジが「ピーターがスパイダーマンだという記憶を消す呪文」を詠唱中に何度も変更をお願いしたところ魔術が暴走してしまい、他のユニバースから敵〈ヴィラン〉を呼び寄せてしまった!!
果たしてスパイダーマンはこのユニバースを守ることができるのか……?
概要
- 原題:Spider-Man No Way Home
- 監督:ジョン・ワッツ
- 上映時間:148分
- 出演:トム・ホランド、ゼンデイヤ、ベネディクト・カンバーバッチ、ウィレム・デフォー など
本作は、本格的なマーベル(MCU)とソニー(SSU)でのマルチバースが描かれています。
イースターエッグ盛りだくさんのお祭り映画です。
上映時間は予告編含めると3時間近くなりますが、展開が早いので体感時間はそこまででもなかったです。
MCU、スパイダーマン過去作を知っていれば120%楽しめる映画ですが、そうじゃない方にはなかなかハードルの高い作品でもあります。(過去作を知らなくても楽しめる作品だとは思います)
おすすめ最短鑑賞ルート
マーベル作品はフェーズと呼ばれる公開の段階設定があり、本作はフェーズ4です。
マーベル・スパイダーマン映画を全部履修しようとするとかなりの時間が必要なので、まだマーベル作品・スパイダーマン映画を観たことないよという方に、おすすめ最短鑑賞ルートをご提案したいと思います。
作品絞ってますが、それでも多い…
スパイダーマン映画の方が内容的に関連度が高いので、マーベルはあらすじだけでも把握できてれば問題無いかと思います。
「7本も多すぎだわ!!」という方は、前作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』だけ観て、本作で気になる箇所があれば、追って過去作を観てみるという方法もありかと思います。
感想
まずは前半ネタバレ無しで、後半ネタバレありの感想です。
ネタバレ無し
MCUの流れでは出しにくいであろうグリーンゴブリンなどのヴィランを過去作からそのまま持ってくるのは結構強引なお話なんじゃないかと不安もありましたが、よくぞ1本にまとめたなと感動しました。
過去のスパイダーマン映画からヴィランをタイトルごとに一人出していて、気配りが徹底していると感じました。
スパイダーマンならウェブスイング(ビルからビルに飛び移るやつ)とかドクター・ストレンジならミラーディメンションなど、「これが見たいんだよね」というシーンがちゃんと押さえられていたのがよかったです。
主演のトム・ホランドさんは笑顔も素敵ですけど、泣き顔だったりボロボロだったりの傷ついている演技がうまい俳優さんですね。ついつい応援したくなるスパイダーマンです。
懐かしのヴィランたちもみなさん良かったですが、特筆すべきはウィレム・デフォーさんのグリーンゴブリンですね。毒々しい顔芸と耳に残る声で大変迫力ある悪役っぷりでした。ヴィランのメイン3名のヴィジュアルの変化なども良いスパイスになってます。
スパイダーマンを語るうえで欠かせない言葉
「大いなる力には大いなる責任が伴う」
本作のピーターが、その言葉をどう体現するのか。
アクション満載、ティーン映画の王道ヒーローものとして幅広い方に楽しめる作品になっていると思います。
うーん…ネタバレ無しだと感想もぺらいっスね…
ネタバレあり
アコーディオンで隠してますので、見たい方は広げてください。
このポストを読んで、本作を観てみたいと思ってくださる方がいれば嬉しい限りです。
※ネタバレ感想で引用した本作のスクリプトは、DEADLINE(アメリカ)サイトにて掲載されていますので、ご興味ある方はぜひ。